最大手原薬メーカー『山本化学工業』が安価な中国製のものを混ぜ、水増し製造事件

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和歌山県和歌山市に本社のある国内最大手の原薬メーカー「山本化学工業」が、多くの風邪薬で使われている解熱鎮痛剤のアセトアミノフェン(AA)製造で安価な中国製AAを無届けで混ぜて水増しし、製薬会社に出荷していたことが明らかにされました。

事件の内容

医薬品医療機器法(薬機法)違反にあたり、厚生労働省が2017年5月に立ち入り調査を実施。指導権限を持つ和歌山県が近く処分する方針ということです。

民間調査会社によると、国内でAAを製造しているのは2社で、山本化学が国内シェアの約80%を占めている。AAを仕入れた製薬会社が調合して風邪薬をつくり、病院で渡される薬や市販薬として広く販売している。厚労省の立ち入り後、同社はAAのほか全製品の出荷を自粛している。

関係者によると、山本化学は、米国産の原料などを使い、和歌山市内の工場でAAを製造している。しかし、これとは別に中国で作られた安価なAAを輸入し、自社で作ったAAに混ぜて出荷していたという。費用を節減し、生産量を上げるためとみられる。 山本化学の関係者は「少なくとも数年前から、中国製を1~2割混ぜていた」と話している。

引用元:http://www.asahi.com/articles/ASK6P5J2ZK6PUTIL02W.html

山本化学工業株式会社について

会社概要
  • 代表者/山本 隆造
  • 設立/昭和21年5月
  • 資本金/1125万円
  • 売上高/13億円
  • 従業員数/30名(男24名・女6名)
  • 平均年齢/34歳
  • 事業内容/医薬品の原料製造業
製品について

同社で製造している主な原薬については、以下のとおりです。アセトアミノフェンは国内シェアが80%を占めるということなので、影響する薬は非常に多そうです。

  • アセトアミノフェン(解熱鎮痛剤)
  • フェナセチン(解熱鎮痛剤)
  • メフェナム酸(消炎鎮痛剤)
  • サリチルアミド
  • アスピリン
  • エテンザミド

「原薬」とは、「有効成分」とも呼ばれる市販されている医薬品の原料です。
薬を飲んで熱が下がったり痛みが和らいだりする効果は、「原薬」の効果によるものです。
複雑な成分のように思えますが、その多くは有機化合物等の化学物質です。

関連会社

サンケミファー株式会社 大阪市中央区安土町1丁目7番20号 新トヤマビル3階

引用元:山本化学工業ホームページより

アセトアミノフェンとは?

どんな薬に含まれているのか調べると風邪薬だけではなく、解熱剤や痛み止めなど市販薬ではかなり幅広く使用されていることがわかりました。

具体的な商品名を示すことはできませんが、解熱剤や痛み止めなどで有名な薬は、ほぼアセトアミノフェンが含まれているように思います。

アセトアミノフェン(英: Acetaminophen)は、解熱鎮痛薬の一つで、軽い発熱や、寒気、頭痛などの症状を抑える解熱剤、鎮痛剤として用いられる薬物の主要な成分。(ウィキペディア)

中国産のアセトアミノフェンだと何が悪い?

1~2年前から水増ししており、今まで問題が起きていなかったことから、深刻なものにはならないと思いますが、薬に対する信用度は失われたと思います。

医薬品が高価なものであっても仕方がないと思う理由のひとつには、製造方法や管理が国の厳しい基準に従い、安全に患者に提供されるものであるというのがあると思います。

問題がなくても原薬会社がルールを守っていないというのは、薬に対する信頼を著しく損ねてしまい、最大手の会社の不祥事だっただけに、その影響は計り知れません。

同じ名前の会社が困惑

同じ名前の会社が大阪にあるようですが、両会社は関係がなく、子会社や関連会社でもないようなので注意が必要です。

引用元:報道についてお間違えの無いようお願いします。

ああああ

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