福島県鏡石町の町立第一小学校で、女性教師が児童にカビの生えたパンを食べさせた事件

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2015年に福島県鏡石町の小学校の女性教員が、複数の小学1年生の児童に、食べ物の大切さを教えるためとしてカビの生えたパンなど、古い給食を食べさせていたことが学校への取材で明らかにされました。学校は不適切な指導だったとして保護者に謝罪するとともに教育委員会に報告して調査しています。

事件の内容

福島県鏡石町の町立第一小学校と町の教育委員会によりますと、2015年から2016年にかけ当時1年生のクラスの担任だった20代の女性教員が、給食を残したりした児童に対し、食べ物の大切さを教えるためだとして複数回、以前の給食で残したカビのはえたパンを食べさせたり、古くなった牛乳を飲ませたりしたということです。

事件発覚の経緯

これまで児童が保護者に相談しなかったため、明らかになっていませんでしたが、1人の児童が2017年5月に自宅でカビの生えた食べ物を見た際に、2年前の体験を母親に話し、問題が発覚しました。

学校と教育委員会が教員や児童に聞き取り調査を行ったところ、当時の25人の児童のうち3人が古い給食を食べさせられたと証言し、別の20人が古い給食を食べるよう指導されたり、その様子を見たりしたと答えたということです。

教員は事実を認め、「行きすぎた指導をして反省している」と話したということです。

教員は、臨時の採用期間が終了したため、2017年6月13日付けで退職しました。

学校では2017年6月2日に当時のクラスの保護者を集めて「不適切な指導だった」として調査の結果を文書で配り、謝罪したということです。

具体的な体罰

25人の児童のうち3人は前日より前の古い給食を食べさせられていました。

  • カビの生えたパンを教室の棚の下から出されて「食べなさい」と言われ食べさせられた。
  • 前日から数日前に残したパンやごはん、それにサラダなどを給食の時に出されて、食べないとその日の給食を食べさせてもらえずしかたなく食べさせられた。
  • 残した牛乳が朝、机の上に置かれていて、「何とかしなさい」と言われ飲んだ。

チェック機能の働かない教育現場

小学1年生などの低学年は教師を信頼し、言われることを一生懸命やろうとする年代です。
問題なのは、そのような教育が2年間にわたって行われているのに対し、学校側がまったく気づけない管理能力の低さにあります。

この事件について、同校の教職員は全員が「聞いていない、見ていない、知らない」と回答したとされています。

福島県教育庁義務教育課は問題について把握していることを認め、「本来であれば教師がこどもそれぞれの体調や食べられない物に配慮すべきところを無理矢理食べさせたのであれば不適切な指導であり、残念だ。管理職による教職員への指導を徹底し、再発を防止したい」と話しています。

この体制が当たり前なのであれば、表面化していない多くの問題があり、被害にあっている児童がかなり多いと思われます。

担任に任せて放置するのではなく、実施された授業や教育の内容について管理職や同僚がきちんと把握し、改善していくような体制が必要に感じました。

また子供とのコミュニケーションを密にして保護者も学校で行われている授業が適切なのかどうか見守る必要があるのかもしれません。

参考資料:

http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/
http://www3.nhk.or.jp/lnews/fukushima/6054322471.html

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